*まったりのんびり*生きましょう

アラカンだけど、人生これから!何でもおおざっぱでのんびりの主婦の毎日を綴っていきます。

なんか、腹立つのよね~

父親がディサービスいく為の準備をする時
「これ着ていこうね」
「補聴器はここ置いとくね」
とか言うと


「そんなんわかっとる!いつもしていっとる」
「そこに置いとけ!」


とか腹立たしげに言う。


黙っていれば


「お~い!さゆりおるんか?!
これ着たらええんか?!」


といちいち呼ぶくせに"(-""-)"


機嫌のいい時は
「これやな。わかったわかった」
と素直なのに
なんなん?!


「言うこと聞いたらええんよ!」
と怒りたい気持ちを
ぐっとこらえて
黙って父のすることを傍で見ている。


そして父の主治医の
「絶対怒ったらだめ。
認知症の人には『説得』より『納得』なんやから」
の言葉を思い出す。


ここは私の修行の場なのか?!


そして今朝はディサービス出かけるまでに
「じいさん(自分のこと)、なんぼ(何歳)
なったんかのぅ」
と10回以上聞いて出かけていきました('_')

一生かけて親子になっていく

今日は娘の31回目の誕生日。
31年前の今日は梅雨が明けた日で
娘が生まれて窓から見上げた空は
抜けるような青空でした。


小学校までは何も問題なく
いえいえ、むしろ本当に
いい子だった子が


中学に上がってから
なにか様子が違ってきて、
高校に入ると信じられないことが
次々と起こりました。


登校拒否、何度も何日も連絡なしの外泊。


何を聞いても一言も返事を返さず
すぐに私の前からいなくなろうとする。


あまりに腹が立って掴みかかったこともありました。
でも反対に押し返されて倒れて娘の脚を
摑もうとし、それを振り払おうとした娘の脚に
蹴とばされたようになり
大量の鼻血。顔面内出血で派手な顔に。
職場の人に驚かれましたが、本当のことは言えず、
なんとか言い訳しました。


ますます娘との関係は悪化。
どこでなにしているのか全く分かりませんでした。
そして退学。どうして退学したいのか一言も言わず、
私は泣きながら一緒に学校に行って
退学届を出しました。


それから娘は看護専門学校へ行って、准看護師の
資格を取りましたが、その間も毎晩夜中過ぎに
帰ってくる生活でした。
どこで何をしているのか全く分からず会話ゼロ。


そして娘の2度の離婚。


本当に最近です。ここ1年半くらい。
自分の気持ちをボチボチ言ったり、
日常のことなんかを言ってくれるようになったのは。


まぁ、自分の子どもを私に面倒みてもらわないと
仕事できないから、そういうのもあると思うし、
親になってやはり思うことあったのでしょう。


でも今でも私の前でもよその人に
「母が嫌いですから」
ってきっぱりと言っています(*_*;


今思うのは
娘じゃなく、私にほとんど責任あると思ってます。
私も苦しかったけど
娘はもっともっと苦しくて悲しかったのでは。
同居の実母や夫との関係が
ぐちゃぐちゃの中
追われるように仕事していたあの頃。
娘の気持ちを聞くことも
受けとめることも皆無で本当に申し訳なかった。


本当にこの31年間色々あったね。


あの時は見えなかったものが
今なら見えることもある。
いや、
今だからこそ見える。



これからも娘とはいろいろあるでしょう。


でも一生かけて
親子になっていきます。




子育て孫育て

今日は一日、孫と一緒。
長男と長女の子どもで3歳と5歳の女の子。
本当に楽しそうによく遊ぶ二人。


10年前に母が亡くなったのをきっかけに
退職した。
28年間勤めた仕事。
早出・居残りの時差当番、サービス残業や
持ち帰っての仕事は当たり前だった。
不器用な私は毎日をこなしていくだけで精いっぱいで
収入はそれなりにあったけど
毎日疲れ果て、外食や惣菜、インスタント物の出費で
食費はかさみ、
部屋もいつもぐちゃぐちゃで子どもたちの学校に
必要な物もよく行方不明。でも探す手間が惜しくて直ぐに
買ってしまい、その出費も大きかった。


やりがいもあったけど、いつも時間に追われ、
ストレスを抱えて、
体もいつもギリギリ状態だった。


そして、今こうして孫を見ながら驚いたこと。


「自分の子どもの小さい時のことが全く記憶にない!」


かわいいさかりだったはずの我が子がこのくらいの歳の頃、
どんなだったか全く覚えていない。
少し大きくなったら怒るばかりしていたことは覚えているが。


日曜日の午前中に溜まっていた家事をしたら、
午後は倒れるように夕方まで眠る。
子どもはよく言っていた。
「お母さんはまたお昼寝するんね」。


今、思うと本当に子どもたちに申し訳なかった。


ごめん。ごめんね。


仕事していたら、仕方なかったこともあったけど、
もっと大切にしなければいけないことが
いっぱいあったのに。


子どもたちもお嫁さんたちもみんな仕事をしている。
仕事をしながら子育てする大変さ、しんどさが
分かるだけに、
こうして専業主婦になった私にできることを
できるだけフォローしたいと思う。


あの時はもう取り戻せないけれど、
孫育てを通して、
もう一度子育てさせてもらっているつもりで
孫や子どもたちと共に過ごせる時間を
大切にしたい。


⇓裸族(笑)