*まったりのんびり*生きましょう

アラカンだけど、人生これから!何でもおおざっぱでのんびりの主婦の毎日を綴っていきます。

実家依存症

お嫁ちゃんは自分のお母さんが大好き。
結婚して間なしの頃息子と話していて
「嫁子は毎晩お母さんと電話しょるで」
と聞き、


ま、毎晩?!
何をそんなに話すことがあるの?!


と大変びっくりしました。


⇓なんせ私と娘の関係はこれですから~~


息子が2~3時間かでも飲みに行くときでも
実家に帰るようです。
最初は「仲がいい親子なんやな~」と思って
いましたが、息子からたまに聞く様子に
だんだん「???」となり
そうしているとネットで


実家依存症


というのが目に入り、いろいろ調べるうちに


嫁子ちゃん、これや~~!


と、確信したわけでございます(*_*)


息子は人がいいところがあるので
今は「しかたないな~」で済んでいます。
が、これから先が気にならんでもないけど
これも息子の人生。
私がそうだったように、いえいえ、みんなそうだったように
人生いろいろありますわ。


良い悪いでなく
いろんな親子の形がありますわねー。

物をひたすら溜めに溜めた母

母は10年前に亡くなりました。
癌と診断されて半年でした。


亡くなってしばらくして
呆然としたのは
モノの多さ。
ため込んでいたのは知っていましたが
じっくり見たことはなかったのです。


昭和6年生まれの母は
物が捨てられない年代の人。
その上、整理整頓が全く下手で
人より物欲が強かった母。


納屋、押し入れ、天袋、布団戸棚、
そこにまだ置ききれず、
部屋のあらゆるところには衣装ケースを重ね、
裏庭には物置小屋を置き・・・。


冠婚葬祭のお返しのシーツや座布団カバー、タオル類、
もう何十年前からの衣服や下着、着物や小物
何百枚もの食器類、お盆、鍋、ざる、
母の嫁入り道具の座布団、布団
ハンカチ、風呂敷、細々とした小物類、かばん。
趣味のカラオケの多量のテープなどなど。


どこを開けても整理されないまま
ぎっしりと詰まっていました。
布製品のシーツやカバーなどは長年
しまいっぱなしだったため、
変色していて高価なものでも差し上げる事も出来ず、
本当にたくさん捨てました。


一番たくさんあったものはタオル。
大きな衣装ケースに何十個もありました。
孫の保育園に寄付したり
ネットで犬猫をボランティアで飼っている団体に
段ボール箱に何箱も送りました。送料だけで
かなりの金額になりましたが、お役に立てるなら、と
せっせと送りました。


タウン誌に『何でも買い取ります』と広告を
出しているところに連絡して来てもらいましたが、
「こんな着物なんかはたくさんあって困っているから」と
殆ど引き取ってもらえませんでした。
食器類は近所でお年寄りをお預かりする小さな施設を始める
という方がおいでたので少しもらっていただけました。


母が亡くなって4年後、家を新築することになり
ますます切羽詰まって片付けしなければいけなくなりました。
本当にたくさん捨てましたし、大変でした。



モノに対して、世代間の感覚の違いはあるとは思うものの
何故ここまでモノにこだわったのか
私には理解できませんでした。


私はモノには執着ないと自分では思っています。
あの多量の母の残したモノの中で今使っているのは
タオル、母のお古のパジャマ、何枚かのお皿とお盆、
くらいでしょうか。
シャネルやヴィトン、オーストリッチのバッグは
姉に使ってもらっています。


そういう意味では姉は母に似ています。
モノが大好きだから(*'▽')
着物も結局は姉が「私、これから着物着るわ」
と言ってた~くさん持って帰ってくれました。
(その後それを着ているのを見たことないし、
姉と母では全く背格好が違うので合うのかどうかも
わからないですが)
その他のものも「使う、使う!」と言って
車を何度も満杯にして持って帰りました。


持って帰ってくれるのは有り難かったのですが、
「そんなにいるんだねぇ・・」
と、正直思いましたね。


家を新築した当初は母のこともあり
「絶対私は子どもに迷惑はかけない!!」
と誓って極力モノを減らしてきたつもりでしたが、
もう溜まってきています。


このブログを書きながら
もう一度色々なところを見直して、
要らない物は全て処分しょうと決心しました!!





一緒に介護者になってよ

夫は養子で、結婚して間もなくから
親と完全同居。


結婚して35年。
本当に、本当にいろいろあったけど
今は父と私たち夫婦と3人家族。


父はディサービスから帰って来ると
直ぐに神社へお参りに行きます。
信心深い父はもう何十年ずっと欠かしたことがありません。


普通なら片道15分もあれば行けるのですが、
膝が痛く、シルバーカーを押しながら歩く父は
30分以上かかります。


もう少し日が陰ってから行けば?と言っても
「このくらいどうもないわ」
と言って聞かず
まだまだ暑い盛りに出かけます。


そして私は
「倒れたら倒れたとき」
と腹をくくって見送ります(+_+)


帰るともう下着からズボンから汗でびしょびしょ。
直ぐにお風呂に入ってもらいます。


この間のこと。私が父が散歩から帰る時間に
出かける用事があったので
夫に父が帰ってきたら
必ずお風呂に入るように言って、
言うだけでは聞かないから必ずお風呂場まで誘導して、
とお願いしました。
そうしないとびちゃびちゃのまま
「汗で濡れたわ」
と言いながらそのままでいるのですから。
そのことも夫に伝えてました。


その後私は用事を済ませて帰ってきて
夫に
「じいちゃん、お風呂入った?」
とすぐに聞きました。
すると夫の答え。


「はいらんかったわ~」
「えっ!なんで?!」
「さゆりが『入ったらええ』言うたから入って、
言うたんやけどな」


そこで
どっか~~ん!(~_~メ)


なんで『私が言うたから』なんよ?!
びしょびしょのじいさん前にして、
『私が言うたから』ってどういうこと??


自分だったらどうするか?って考えない?!
自分は汗かいたらすぐにシャワーするくせに。


「風呂にはいらないかんで!」
ときっぱりと言って風呂場に誘導する。
それだけでいいのに。


いつもよね?
「じいちゃんがそうしたいって言った」
「じいちゃんが構わんから、って言うた」
って言って放置状態。
(夫はじいさんの意志を尊重したつもり)


いやいや、うちのじいさん認知症ですから!
そうじゃなきゃ、高齢でも
ある程度の判断できるけど
うちのじいさんは無理ですから~


養子だから遠慮しているのか・・
でももう35年一緒におるし~~


今のままだと
主たる介護者は私で夫は補助者、
って立ち位置だわよ。
父もそのうち
出来ないこともっと増えてくるだろうし。


今はまだ夫は仕事しているから
細かくいちいちは言えないけれど


夫退職後は
さゆり家は「夫婦共に介護者」という立場に
シフトしていきます!←鼻息荒い